夏真っ盛り、連日暑い日が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
夏の動物病院は皮膚病が多く来られます。一年通じて多い主訴ですが、じめじめした季節は特にマラセチアや細菌感染によるものが増えますね。
外にお散歩しにいく子は、特にダニにも注意が必要です。痒みやアレルギー以外にも、ダニ媒介の感染症も最近は話題になっています。
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という病気を聞いたことはあるでしょうか。4年ほど前から日本でもヒトの感染が認められていて、ダニに直接噛まれることでウイルスが感染することがあり、発症すると発熱や消化器症状、死亡例もある怖い病気とされていました。が、つい先日、猫に噛まれたことからヒトに感染した報告がニュースになりました。
すべてのダニが持っているわけではないですが、この病気を防ぐにはダニに噛まれないことが一番です。お散歩中は特にダニがいそうな場所には近づかないようにし、しっかりとダニ予防をしておきましょう。
ダニ、ダメ、ゼッタイ!